ゴーフル

ゴーフルとは昭和初期に月堂一門により開発されたものです。
大正15年頃、フランスの焼き菓子を持ち帰った人が「日本でも作ってはどうか」と提案したことが発端です。
当時の和洋菓子の技術者が試作研究に取り組みました。
ゴーフルは洋菓子の材料を取り入れた和菓子で、卵・乳・小麦などで作られています。
日本人の嗜好に合うように、フランス製の長所と和菓子の良さも取り入れ、昭和2年に完成しました。
当時のゴーフルは、2枚のせんべい状のものを1枚ずつ手作業で焼き、クリームをサンドして一組ずつ完成させていくという工程で作っていました。
第二次世界大戦中は製造中止になりましたが、戦後の昭和26年に再び生産を再開しました。
その後、品質を維持向上するために特許を取得したのです。
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